断酒と子ども

年末年始の恒例行事を、無事酒無しでクリアすることができた。
親戚が集まる宴の席も、昨年は念のためノンアルを用意して臨んだけど、今年は要らないなと思い、実際、人が飲んでいるのを見てもなんとも思わなかった。

再飲酒のリスクが2年経つと下げ止まり、ある程度断酒が安定すると学んだとき、2年なんてはるか先の世界で、想像もできなかったけど、ここにきて少し理由がわかるようになってきたかもしれない。

具体的には、長年いがみ合っていた父親との関係が良好になってきた。
仕事がわりと上手くいっている。
心、精神がゆっくり回復している実感がある Etc.

断酒始めのころはとにかく一日を乗り越えることで精いっぱい。ある程度続いてもHALTの感情が起こるたび飲酒欲求が湧いて心が乱れた。

それでもインプット、アウトプットを繰り返し、なんとか飲まない日を重ねていくうちに、自分を大切にする術が身についてきたのかもしれない。

何故、自分はあれほど大量飲酒をしないと生きてこれなかったのか。

断酒というテーマは一生続くので、ここら辺りをもっと学んでいかないといけないけど、これからはもう少し余裕を持って、嫁、子ども。特に子どもにはきちんと寄り添って、寂しい思いをさせないよう努めていきたい。

そばにいてあげるだけでいい。
それを嫁は子どもが産まれた瞬間からいままでずっと続けてくれているけど、私はひたすら酒を飲んで、良いもの買ってあげたり、金かけて楽しいところへ連れていってあげればいいだろうという態度で過ごしてきた。自分の父がそうだったので、気づかぬうちに自分もそうなっていた。

今年は子どもが年男で、癸卯(みずのと・う)は『これまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍するような年になると考えられる』そうな。

今年も一年カレンダーすべてに印をつけて良い年になるよう努めたい。

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一年総括


断酒580日目。
毎年のことだけど、12月に入ると時はあっという間に過ぎる。
今年はとにかく断酒に始まり断酒に終わりそうな一年だった。

飲まずに過ごすことができた、一つ目の要因としては、通勤に一日2時間取られるようになったので、少なくともその間は飲まないで済んだこと。朝5時30分に起きて、夕方19時ころ帰宅。晩飯食べて風呂入ってさっさと寝るという規則正しい生活リズムができた。副産物でパチンコに行く時間が無くなるという良いおまけもついた。

二つ目はこのブログか、、
最近は更新頻度が落ちてしまったけど、最低でも週に一度というノルマを課したことで、自身の酒の問題と向き合う良いリズムができた。
この病気は他人から理解されにくいので、断酒は孤独との闘いでもある。特効薬はないので、同じ病を持つ人間との分かち合いが重要。
独りよがりで大したこと書いていないけど、更新すると少しアクセスが伸びてくれるので、一人好きの寂しがり屋という、やっかいな性格の自分に合っていたのかもしれない。
3日と続いたことのない日記がここまで続けられているのは、ひとえに訪問してくださる皆様方とブログ村のおかげです。本当にありがとうございます。

三つ目は家族、子どもの存在か、、
結婚したのが39歳と遅かったので、子どもがまだ小さい。
歳とってからの子育てなのでしんどいと思うこともあるけど、私自身、まだ大人になりきれていないし、養うためには這ってでも仕事しないといけないので、怠け癖のある自分にはちょうどよいのかとも思う。

また、嫁も飲みたいときあるだろうに、私の前では飲まないし、飲みにもほとんど行かない。もし相方が飲む人間だったら、家に酒が置いてあるわけで、断酒を続けるのは難しい。というか私には無理だろう。このケースで断酒を続けておられる方には尊敬の念しかない。

今年も残すとこあと2日。
掃除して、車洗って、買い出し行って、
油断せず酒無しの良い正月を迎えたい。

皆様方におかれましても、酒無しの清々しい良いお年をお迎えくださいますよう心よりお祈り申し上げます。

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断酒500日経過

…とは言っても、30年間大量飲酒してきたうちのたった1年半くらいでしかない。

一生分の酒は余裕で飲んでしまったので、長生きしたいなら、残りの人生、一滴も飲まなくて運よく80歳まで生きたとして、ようやくチャラになるくらいか。心も身体もさんざん痛めつけてきたので、脳や内臓の病気にかかる可能性は健康な人より高い。

今から11年ほど前、40歳のころ、アル中二郎さんのHPを見たり、中島らもさんの『今夜すべてのバーで』、三輪修太郎さんの『飲んで死にますか やめて生きますか』などを読んで、助かる方法は断酒以外ないと理解した。

それでもなかなか酒は止まらなくて、断酒と再飲酒を何十回も繰り返し、気づいたら51歳、今回、なんとか500日まで漕ぎ着けた。

毎日下痢で度々血便も出し、胃腸薬を飲み、吐き気と戦う。
そんな生活をいつまでも続けられるわけはなく、いつかどこかで気づかないと、この病気に立ち向かう方法はない。私の場合、まだ本当に気づいているかはわからないけど、50歳になるまでかかった。

酒をやめるのは本当に難しい。
禁煙の10倍難しいと何かの資料で見た記憶もある。

テレビを見ていると、イケメン俳優やきれいな女優が美味しそうに飲んでるシーンが流れてくるけど、アルコール依存症は『緩慢な自殺』とも『死に至る病』とも言われる、とても怖い病気である。

また、すごく頭の良い人でも、地位もお金も名誉もある人でも罹ってしまうほど厄介な心の病なので、私なんかが罹るのは不思議でもなんでもない。運命と受け入れるより仕方ない。

今日は子どもと二人でショッピングセンターに出かけたけど、何もかも値上げされていてびっくりしてしまった。ペットなんて一桁違うのでは!?と目を疑った。

上がらないのは給料とこづかいだけか…。

どんよりしてしまったけど、かわいい子どものためにまだまだ働かないといけない。

それにはやはり、酒なんてのはもうなんとしても一滴たりとも飲んではいけない。

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断酒一年経過

体調上向き、調子は上がってきたと思っていたけど、遠出の疲れが今日(二日後)出てきて身体のあちこちが痛いし、けっこう疲れている。また、ささいなことで嫁への不満も出てきて、これまでと変わらない、よくないなと感じる一日だった。

ただ、これまでならこれが飲酒欲求に繋がっていたわけだけど、断酒一年の効能か、飲みたいとはほとんど思わないし、家に帰ったら大きな声でただいまと言おう、あいさつはきちんとしようと心がけることができた。

酒がやめられなくて苦しんでいたころ、断酒2年とか3年、それ以上続けておられる方々を見て、はるか彼方の人、自分には絶対無理、と思っていたけどとりあえず一年経過することはできた。

この一年でいちばん危険だった場面は昨年7月、会社の仲間とキャンプに行く前日と当日か。前日はコンビニに行く気まんまんだったし、当日は受付の売店の酒を買いに行く寸前までいった。今週末、またキャンプに出かける予定なので、この一年の経験を活かして乗り切りたい。

健康面では、今日、かかりつけの病院に血液検査の結果を取りに行ったらすべて基準値内。二年前は異常値だらけだったので、わかりやすい成果。
胃と腸の内視鏡検査もそろそろしたいので、紹介状を書いてもらった。

パチンコ癖のほうは、財布に金を入れないことを徹底。
通勤に2時間かかっているので時間がないのと、コロナ禍以降、客少ないし回らないので勝てる気がしない、心底ばからしくなってもうずっと行っていない。

競馬はラインで旧友や仕事仲間と勝った負けたと連絡取り合っていることもあり少額やっている。
ただ、これもノートに収支をつけるようになって、自分がいかに才能のない人間か、目に見えてわかったので、無茶なことはしないようになった。

飲んでも飲まなくてもしんどい人生だなとはいまだに思っているので、諸悪の根源というか、自分の性格の根っこにある部分を探し出し、飲まないほうがよいと言い切れる境地を目指していきたい。

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薬物との闘いの年に

大晦日を飲まずに過ごして、無事酒無しの新年を迎えることができた。

1月1日は私の実家、2日は嫁の実家にお邪魔して、
親戚一同、約2年ぶりのご対面となった。
子どもたちが大きくなって大人になっていてびっくりした。

いつも早くに出来上がっていた自分が飲まないので、
どうした?とびっくりされるも、適当にごまかす。
宴の様子を見ていると、親父もだいぶ飲めなくなってきてるし、
飲んでる人も缶ビール1本か2本。
危険な飲酒習慣を持つ人の割合が10~15%と計算して、
ちょうど親戚の中では自分がその一人か。

嫁と子どもはそのまま実家に泊まっていったので、
自分は一人で家に帰り映画三昧。
(いつもならここぞとばかりに家で飲んでいた)

いちばん心に残った映画は、1970年代にジョーンジェット、
シェリーカーリーらが活躍したガールズロックバンドを描いた『ランナウェイズ』
薬や酒を飲むシーンのオンパレードだったけど、
自分の若いころを思い出したり、共感する部分が多かった。

ロックがなければ今ごろ死ぬか刑務所入りかも、とジョーンジェット。
薬物とアルコールとの闘いに勝った、現在60代のシェリーカーリー。

この映画を観て、自分も2022年は酒と闘おうと誓った。

アルコール依存症をなめるとろくなことにならないよと医者は言う。
仰る通りで、飲もうが飲むまいがけっきょくは自分のこと。
誰も助けてはくれないし、気にもとめない。
ならば、孤独上等、まわりや世間体など気にせずやっていこう。

今年は一年カレンダーを購入、毎日塗りつぶすつもり。
トラのように強くなりたい。

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