ネオンの誘惑

取引先から3年ぶりの忘年会開催の案内が一件来ていたけど、
会社としてはまだ禁止されているので、と断ることができた。
大勢でしゃぶしゃぶ食べて、熟キャバへ行くのがお約束。
久しぶりにキャバクラ行きたいなと少し思ったけど、
これだけ酒から遠ざかったいま、
あえて再飲酒の危険に身をさらすこともないかなと。
久しぶりにお姉ちゃん見たら興奮して
つい『ビール』とか『水割り、濃いめで』とか言ってしまいそうで、、

刺激的な世界は、人間として生まれてきた以上、
またかつては夜な夜な繰り出していた時期もあるので、
恋しいなと思うところも正直あるけど、自分はアルコール依存症。
一口でも手をつけようものなら、たちまち地獄へ逆戻り。

ついつい楽しく飲めていたころを思い出してしまうけど、
アル中末期の仕事での酒なんて、酔えないし苦痛だったし、
帰りにコンビニで酒買って飲みなおしていたことを忘れてはいけない。

いずれは、飲み会も参加していかないといけないけど、
断れるものにほいほいついていく必要はない。

自分は飲んではいけない人間。
苦労して酒を止めた初心を忘れてはいけない。

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運動会

昨日は子どもの運動会。ダンスや徒競走に加え、
放送部だからか上級生の競技の実況を上手くやっていて、成長を実感した。

子どもが保育園に通っていたころなので今から6~7年前か。
酒を入れた状態で保育園に入り、運動会を見ていたことを思い出した。
さすがに園内で飲むことはなかったけど、
わかる人にはわかっていただろうし嫁も気づいていただろう。

父親がこんなんでも、子どもは成長してくれている。

私にできることは、酒飲んでいない姿を見せるだけ。

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断酒500日経過

…とは言っても、30年間大量飲酒してきたうちのたった1年半くらいでしかない。

一生分の酒は余裕で飲んでしまったので、長生きしたいなら、残りの人生、一滴も飲まなくて運よく80歳まで生きたとして、ようやくチャラになるくらいか。心も身体もさんざん痛めつけてきたので、脳や内臓の病気にかかる可能性は健康な人より高い。

今から11年ほど前、40歳のころ、アル中二郎さんのHPを見たり、中島らもさんの『今夜すべてのバーで』、三輪修太郎さんの『飲んで死にますか やめて生きますか』などを読んで、助かる方法は断酒以外ないと理解した。

それでもなかなか酒は止まらなくて、断酒と再飲酒を何十回も繰り返し、気づいたら51歳、今回、なんとか500日まで漕ぎ着けた。

毎日下痢で度々血便も出し、胃腸薬を飲み、吐き気と戦う。
そんな生活をいつまでも続けられるわけはなく、いつかどこかで気づかないと、この病気に立ち向かう方法はない。私の場合、まだ本当に気づいているかはわからないけど、50歳になるまでかかった。

酒をやめるのは本当に難しい。
禁煙の10倍難しいと何かの資料で見た記憶もある。

テレビを見ていると、イケメン俳優やきれいな女優が美味しそうに飲んでるシーンが流れてくるけど、アルコール依存症は『緩慢な自殺』とも『死に至る病』とも言われる、とても怖い病気である。

また、すごく頭の良い人でも、地位もお金も名誉もある人でも罹ってしまうほど厄介な心の病なので、私なんかが罹るのは不思議でもなんでもない。運命と受け入れるより仕方ない。

今日は子どもと二人でショッピングセンターに出かけたけど、何もかも値上げされていてびっくりしてしまった。ペットなんて一桁違うのでは!?と目を疑った。

上がらないのは給料とこづかいだけか…。

どんよりしてしまったけど、かわいい子どものためにまだまだ働かないといけない。

それにはやはり、酒なんてのはもうなんとしても一滴たりとも飲んではいけない。

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借金完済

酒代がかからなくなったのと、パチンコもずっとやっていないからか、気づいたら借金完済していた。(住宅ローン、カーローン除く)

19歳のころ、デパートの店員に勧められるまま作った一枚のクレジットカード。それをパチ屋の隣のATMに入れたら簡単にお金が出てきて目がハートマークになった。以来、ずーっと借金生活で、どんどん膨れ上がりMAX300万。

過払い金請求と奇跡的にパチンコで大勝ちを続けた時期があって、一度だけチャラになったときがあった。そこで住宅ローンの審査を通したわけだけど、通ったら気が緩んでまた借金生活。

金額は大したことなかったけど、あとちょこっと、というのがなかなか返せなかった。

働いてさえいればいつかは返せると思って、若いころは本業以外にも、夜中ファミレスで皿洗い(2年)したり、朝、宅配便の仕分けのバイト(5年)をしたりもした。親族や友人、知り合いからだけは絶対に借りないというのはモットーにしていた。

苦労して稼いだお金を、わざわざ不健康になる酒や、時間を無駄にするパチンコに、よく言われる『家やベンツが買えた』くらいドブに捨ててしまった。

我ながらアホだなぁと思うけど、それだけ病的に刺激を求めていたのかなとも思う。

大事なのは今日ここからで、二度と借金生活に戻ってはいけない。ダブルワークする体力なんてもうないし、カイジみたいな奇跡も起こらない。

いまかなり安堵を感じているので、割と気楽には考えていたけど、やはり借金は人生や精神面に重くのしかかっていたかもしれない。

ギスギスして窮屈な世の中になったと嘆いていたけど、
案外、自分で勝手に負い目を作っていただけかもしれない。

沼から抜け出せたし酒も止めている。堂々と生きていこう。

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