口腔がん末期で骨転移有り、余命4ヶ月の父(80歳)の話。
1月20日に倒れて入院。子ども3人とも仕事をしているので面倒を見れないため、奇しくもちょうど一か月後の2月20日、看護付き老人ホームに入所した。
その2日後には「朝から酒を飲んでいる。まわりの入所者に影響があるので、酒は控えてもらいたい」と、施設から電話があった。
父は、「酒を飲むとあれこれ言われる」「飯が不味い」「24時間監視されている」。
お世話になっている医師、看護師、施設のスタッフ。諸々の手続きに、仕事を休んで対応してくれた妹の迷惑を考えず「施設を出たい」の一点張り。
しかたないので、ケアマネさんと妹が再度奔走してくれて、昨日退所。自宅での生活が始まった。
妹は、関係者と打ち合わせをしている横で酒を飲み、つまようじでしーしーしている父を見て怒りが爆発しそうになったと言っていた。当然だわな、、
自宅は祖母の代のとき、ある程度バリアフリーが済んでいて、リビングに介護ベッド、ポータブルトイレ、歩行器を設置。宅配の食事もテーブルまで運んでくれるので、一部屋で生活できるようになった。
杖がないとふらついて簡単に転倒して、自力で立ち上がれない。身体中、傷だらけ。
それでも酒を飲みたいと言う。
抗がん剤を服用しながら飲む。
どうしようもないな、と思うけど、もし自分が余命数ヶ月で、最期は食事も取れず苦しむと言われたら、冷静でいられるだろうか。断酒を続けられるだろうか。
そう考えると、最期はお好きなようにと思う。
先生の話では、まともに生活できるのはあと一ヶ月程度。
いろいろあったけど、父は父。
血は争えないので、いずれ私も同じようなことをするかもしれない。
廊下とリビングに見守りカメラを設置したので、気にかけながら生活していく。