政治と宗教の問題がここまで大きくなるとは思わなかった。
宗教は本人が信じてやっている分には良いことだと思うけど、家族や他人を巻き込んだり、お金の問題が生じると厄介になる。私も某新興宗教の二世、というか三世で、生活に追いつめられるまではなかったものの、まったくの他人事ではない。
小さなころは会合に連れていかれたり、夜は家で留守番して妹や弟の面倒をみていることがほとんど。小学生になってからは毎朝正座して勤行して学校に出かけ、休日は少年部の会合に出かけたりしていた。正座は苦痛だったけど、しないと怒られる(叩かれる)し、会合もいやいや出かけていた記憶がある。
大人になってからは会合が終わったあと飲みに出かけたり、それなりに楽しいこともあったけど、勧誘しなさいとか、選挙のとき友人に声をかけろと言われるのが苦痛だった。あとは恋愛禁止なので、そっち方面でいい思いをしたことはなかった。
まだ景気の良かったころ、親から大量の現金を見せられて、これをお布施するのだと喜々として言われたときは内心何をやってんだかと思った。実際は銀行から借りたお金で、これが最後まで商売の足を引っ張って身売り、なんてことにもなった。
親ガチャなんて言葉も出てきたように、子どもは親を選べない。心の病と同じで、宗教の問題も子どもに大きな影響を与えるのは事実だと思う。現に私はまだ脱会していないので、選挙や年に一回のお布施のときは会員の方が家にやって来て、昔ほどではないけど、少なからず心はざわつく。親から逃げればいい、という人も見えるけど、実際はなかなか難しいと思う。
『酒の問題を子どもに連鎖させたくない』というのも断酒している理由だけど、お墓の問題とかもあるので、宗教もいずれどこかで整理しなければならないか。
これまでの人生が良かったか悪かったかはまだよくわからないけど、やり残していることはたくさんあるので、まだまだ現世にしがみついていたい。
そのためには酒と宗教の問題は、自分の中では大きなウェイトを占めているか。