10月29日午後1時1分、母が天国に旅立った。
病院から危篤の連絡があったのは朝10時ころ。
飲んでいたころなら昨夜の酒が残っていて、迎え酒をしている時間帯。
今は飲んでいないので、落ち着いて親兄弟に連絡して、家族全員で看取ることができた。
肺がんが見つかったのが約7年前。2年後に再発して脳、すい臓、臍に転移したわけだけど、呼吸は最後までそれほど苦しそうではなかったし、脳もなんともない。夏ごろから背中の痛みを訴えていたので、すい臓が最後に悪さをしたようだ。
看護師に言われるまま、すぐに葬儀屋へ連絡して自宅に帰してもらい、二日間家族水入らずの時を過ごすことができた。10月29日は満月だったようで、月がとてもきれいだったし、すべての行事が終わるまで快晴だった。
葬儀は家族葬で、親戚に何名か来ていただいたくらい。
うちの子どもがおえんおえん泣いていて、妻の育て方がいいんだろうなと思ったし、生きる意味を祖母から教えてもらったことだろう。
私のほうも、一日断酒の日にち薬の効果か、飲酒欲求はほとんど湧かなかったので、これから悲しみがやってくるかもしれないけど、酒無しで看取るという当初の目的を果たすことができた。
仕事は今週いっぱい休みをもらっているので、しっかりと疲れを取って、来週から日常に戻りたい。
間違いなく言えるのは、飲んでいたら喪主としてここまできちんとできなかったし、病院からの電話にも気づかず、看取りも間に合わなかったかもしれない。
酒はもう飲んではいけない。